座ると寒いし立つと暑い

春なのかと思うほど暑いかと思えば、ありえないほどの寒さがやってきたりと冬は体の丈夫さが試されますね。

ホームセンターへ行くと断熱のためのグッズがたくさん並んでいます。

やはり窓対策は近年皆さんも気が付いているのではないかと思いますがたくさんの対策グッズが目白押しです。

一般住宅でも体育館でもどこでも寒暖差は生じますがそういったことの原因となる冷たい空気の吹込みをコールドドラフトと言います。

コールドドラフトの対策をAIに質問してみますと

  • 窓に断熱シートを貼る
  • 窓のサッシにすき間テープを貼る
  • 断熱カーテンを取り付ける
  • 雨戸やシャッターを下ろす
  • 窓下にパネルヒーターを設置する
  • サーキュレーターを活用する
  • 断熱性の高いガラスに取り替える
  • 二重サッシで冷気の流入を止める
  • 暖房器具を窓の近くに置き、冷気を温める

このような内容を伝えてきます。その通りこのような対策をしない寄りした方が良いだろうと思います。

逆にしなければ窓ガラスは氷のような役割をして、圧倒的な寒気の威力にささやかな暖房の力などすぐにねじ伏せられてしまいます。

実際、古い住宅に住む私が外気5度で室温20℃から暖房を消してから3℃下がるのにどれだけの時間を要したかというと、たった30分です。(高性能住宅なら10時間はかかるところなのに)もちろん太陽光が応援してこない夜ですが、古い家は太陽で温められる分と同じだけ逃げていく熱も多いので高性能住宅のように暖房無しでもじわっと暖かいということが起こらないですしね

下から横から上からとあらゆる角度から襲い掛かってくる寒気に抗うためには断熱と気密性で抵抗するしかないのですね。

コールドドラフト現象を防止する方法は大きく3つあります。

  • 窓ガラスを冷やさないようにする
  • 室内の暖かい空気が、冷たい窓ガラスと触れないようにする
  • 窓で冷やされた空気が室内に流れてこないようにする

結局ここなのですが、その他床です。床下は外。天井裏も外。これが以前の家づくりなんです。

暖かい空気は上へ行くので問題は床。スリッパをはかないと足が痛くて冷たくて歩きたくないですよね。
まして今、地震で非難されていらっしゃる方も体育館では床断熱がされていないのが普通ですのでそのまま寝ると底冷えして眠れないだろうと思います。

個人的には避難所にも使う想定なら床断熱くらいは入れなさいと思いますね・・・
とにかく段ボールでもできるだけ分厚いものを敷いたり、お風呂マットのように気泡が入ったものがあればなおいいですがそのまま座るより空気を含むような素材の何かを使うことで空気を断熱材にすることができます。

全国の避難所を作る方。避難所兼用の建物を作る方。コールドドラフトを忘れずに。床断熱してください。もう間に合わないなら何か床に敷ける断熱材を防災グッズに追加してください

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