フルハイドアを使う理由

江口工務店で標準仕様になっている建具はフルハイドアがほとんどです。

なぜそうなのかというと・・・
①部屋の解放感があがる
②ほこりのたまる場所が少ない
③部屋間のクロスの一体感が増す

◎などがあげられます。ここでフルハイドアと一般的なドアと見比べてみましょう

こちらは左がフルハイドアです。天井までドアがありますので枠もありません。こちらは両方ともレールが天井側にありますので床はフラットです。
このようなフルハイドアは引き戸でも可能です。
同じ広さの部屋でもドアで解放感や明るさの感じは変わります。枠がないことが多くすっきりしていますね。
大きな開口に見えることが多く、レールが天井側だとお掃除ロボットも遠慮なく進めます。

そんなフルハイドアですが普通のドアに比べてダメなところがあるかというと、一番大きいのはデザイン性がないことだろうと思います。

フルハイドアはその大きさのために『ひずみ』に対して敏感なデザインをメーカーは作りたがりません。特にガラス。明るさを取るためのガラスが大きく入ったようなフルハイドアはあまりありません。下から上まで均等になるような真ん中にすっとラインが通ったようにガラスが入っているようなデザインならよく見かけますが、上半分がガラスというような密度がバラバラになるようなタイプはあまり見かけません。

そんなフルハイドアですが、色や持ち手の形など全く選べないわけではないのでお好みのデザインを見つけてくださいね。

ちなみにレールが上にあるタイプの建具ですが、これまでの経験で足が不自由などドアに体重をかけてしまうような使い方をする場合に取っ手がある側ばかり下がってしまうという現象を見たことがあります。もし不安であればどのように調整するのかも引き渡しの時にレクチャーを受けているといいですね。

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