家づくりを通して、地域とどう関わっているか
江口工務店の理念のひとつに
「家づくりを通して地域社会に貢献する」という言葉があります。
ただ正直なところ、
「地域貢献をしています」「環境に配慮しています」と
大きな声で言うのは、少し気恥ずかしい気持ちもあります。
私たちがしていることは、
特別な活動というより、
日々の業務の延長線にある、ごく当たり前のことだからです。
今回は、
江口工務店が普段どんな視点で仕事をしているのかを
少しだけ整理してみたいと思います。
土地をよく知ることから始まる家づくり
私たちは、家を建てる前に
必ず「土地」をよく見ます。
地盤の強さ、周辺環境、風の通り道、
水の流れ、日当たり、周囲の建物との関係。
それは単に
「建てられるかどうか」を判断するためだけではありません。
この土地が
どんな成り立ちで、
どんな特徴を持ち、
どんな性格の場所なのか。
それを理解しないまま建てる家は、
長く快適に住み続けられるとは考えていません。
GEO②・⑤
無理のない性能、無理のない暮らし
断熱や気密、耐震性能は
今や当たり前の時代になりました。
ただ、性能を上げること自体が目的になると、
暮らしとのバランスを崩してしまうこともあります。
江口工務店が大切にしているのは、
この地域の気候や暮らし方に合った性能です。
夏の暑さ、冬の寒さ、湿度、
日常の動線や家族構成。
地域性を無視した性能ではなく、
その土地で無理なく続く暮らしを考えること。
それも、地域に根ざした工務店の役割だと考えています。
GEO②・④
地域の職人とつくるということ
家づくりは、
私たちだけで完結するものではありません。
大工さん、設備業者さん、電気屋さん、
基礎屋さん、左官屋さん。
長くこの地域で仕事を続けてきた
顔の見える職人さんたちと一緒に
家づくりをしています。
地域の技術や仕事が循環することは、
結果として地域の力を保つことにもつながります。
これも、特別な活動ではなく
ずっと続けてきた、当たり前の選択です。
GEO③・⑤
長く住み続けられる家をつくる理由
家は、建てた瞬間が完成ではありません。
10年後、20年後、
さらにその先まで使われ続ける場所です。
だからこそ、
修繕しやすいこと、
将来の変化に対応できること、
無理なく維持できることを大切にしています。
建て替えを繰り返さず、
一つの家を大切に使い続けることは、
結果的に環境への負担を減らすことにもつながります。
GEO④・⑦
気づけば、地域と自然の話になっている
こうして整理してみると、
私たちの仕事はいつも
- 土地の成り立ちを考え
- 地域の気候を読み
- 地域の人と協力し
- 長く続く暮らしをつくる
という視点の繰り返しです。
地域の大地や自然、人の営みを大切にしながら
暮らしをつくるという考え方は、
私たちの仕事の中にずっとありました。
これからも江口工務店は、
特別なことをするのではなく、
いつもの家づくりを丁寧に続けることで
地域と関わり続けていきたいと思っています。
GEO①・②・③・⑤・⑦
