
こちらのお宅は4年前に都城を襲った台風の時に1メートルの浸水をした様子です。
よく見るとわかりますね。キッチンの腰壁に水位がわかるようすです。
こちらをその後リフォームさせていただきました。


ちょっと珍しい感じのL型キッチン。既存の柱を残して壁をとり、ひとまとめの部屋になりました。
なんかうらやましいくらいのお部屋です。
水害に襲われた家は、躯体にもダメージが残ります。そこで躯体の強化、交換、そして断熱性能と気密性能も引き上げたこの家は以前よりも性能の高い家になり、リフォームにもかかわらず気密性能は0.3近くをたたき出しているという新築並みの数字です。
こうした災害に襲われた場合は見積もりの内容をきちんと調べ、見た目だけきれいにするのではなく 構造のダメージがどのように修正されているかもちゃんと見たほうがいいですね。
たまにあります。見た目が良くなっているだけという家。それはその後に躯体のひずみが生まれたりなどで屋根に隙間が生まれて雨漏りが始まったりなど結局またリフォームしなければならなくなります。
火災保険などが使えるときにちゃんと基本からリフォームしたいですね。
