ようやく本当に寒くなってきましたね。11月というのに夏日とはどういうことでしょう。だんだんと寒くなってくると、目が覚めて最初にすることはスリッパを探すこと。という家に住まわれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は断熱リフォームってなんだ?というお話です。
断熱リフォームは、家の内側から本質的な快適さを実現するリフォームです。人の体で言えば、内臓や骨格をしっかりと支えるように、家全体の性能を底上げし、住まいの健康を高めます。家の温度管理がしやすくなるだけでなく、冷暖房費の削減や、四季を通して快適な空間を保てるなど、長期的な住み心地が向上します。
さらに、断熱リフォームでは外壁や間取り、クロスなども一新し、新築のような見た目の変化もお楽しみいただけます。見た目だけでなく機能も兼ね備えたリフォームで、家そのものの価値も上がり、より豊かなライフスタイルをご提供します。
「ただのリフォーム」ではなく、家を未来のスタンダードに進化させる断熱リフォーム。
お住まいをまるで新築のように蘇らせ、毎日がより快適で楽しくなる空間を実現します。
なぜ断熱が必要なのかという部分で代表的なことの一つにヒートショックがありますが、この現象は暖かい部屋から寒い脱衣所、温度の高い湯船へと温熱環境が変わることで、血圧が乱高下して心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険のこと。ヒートショックを避けるためにも、脱衣所を含めた家の中の温度差をなくすことはとても大事なのです。実はこのヒートショック、寒い地方より暖かい地域でよく起こるとされている現象です。それだけ断熱に対する対処がされていないからというのが原因のようです。北国の方が九州の冬は寒いと感じる話は聞いたことがあるかと思いますが、寒さへの対策が結果ヒートショックに関係しているということですね。
人間が耐えられる寒暖差は、気温が-50℃から+50℃の間と言われていますが大きな気温の変化に体がついていかない「寒暖差疲労」を引き起こす可能性もあります。
- 身体がほてりやすい
- 熱中症になりやすい
- 冷え性がある
- 身体がむくみやすい
- エアコンが苦手で、暑さや寒さが人よりも苦手である
断熱はこういった生物ならではの弱点から守る効果があります。
性能が良い家は温度変化が少ないために室温を外へ逃がしにくいことと外気の温度からも影響を受けにくくなります。そのため光熱費削減、住環境の快適さ向上、カビや結露の防止など、毎日の電気代や灯油代等、その他衣類や寝具など温度を維持するための使用になっているものへの依存が減り経済的な部分に大きな貢献しますので初期投資を回収できるケースが多いです。
気密性能を高めながらの断熱効果ですので結露も抑え建物の寿命を延ばし、メンテナンスコストの削減につながります。リフォームとひとくくりにしてしまいがちですが、性能強化という部分が含まれている断熱リフォームは見え方から受ける精神的な健康と体感からくる身体的な健康、そして日々の燃費の良さを期待できます。
壁、天井、床、窓の各部位に合わせた最適な断熱材や施工方法を選び、効果的な断熱リフォームを提供します。また、住宅の構造やお客様のニーズに応じて、部分的な断熱から全面的なリフォームまで柔軟に対応します。
スーパーウォールをメインに現況の基礎断熱、床断熱、壁断熱、天井断熱、屋根断熱の状態を見ながらプランを組み施工します。施工前に図面ができ次第省エネシミュレーションを行い、どれくらいの経済的メリットが起こるかをご説明いたします。
その際に気密効果を気密測定の合格を得たものを納品いたします。 お引き渡し3か月後、半年後、1年後、3年後、5年後に無料点検を行っておりますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。