社長からの質問を考える

最近社長から「問題定義と原因」について質問された。そもそもどうして高性能住宅が求められるという考えに至るのだろう。

候補として・・・
●地震や自然災害への対策:日本は地震や台風などの自然災害が頻繁に発生する国であるため、高性能住宅は安全性や耐震性を確保するために重要。
・・・・そんな今更ねえ昔から地震だの台風だの来るじゃないか。と思っても最近の台風はでかい。そして情報化でつながっている生活はダメージも大きい。そもそも敷地が狭い日本は隣近所を壊して火災を止めたり、梅雨の湿気など工夫されて作られている。良い部分もあればあだとなることもある。

●エネルギー効率の向上:エネルギー資源の節約や環境への配慮から、高性能住宅は断熱性や省エネルギー性が求められる。
・・・・最近電気代が高い。そもそも太陽光の付加金等がどの家庭にも加算されている。そこにきて戦争が起こる。しかし地震の心配から原発も考えるところ。安全性などだけでなくペットと暮らす、高齢化社会などから熱中症の問題も浮上してエアコンは必須になりつつある。電気代の存在は大きい支出になりつつある。

●高齢化社会への対応:高齢者の増加に伴い、バリアフリー設計や快適な生活環境が必要とされており、それを実現するために高性能住宅が重要視されている
・・・・老後の生活は昔と変わり、誰かを頼れると思う人は少ないと思う。自分が無理をせず過ごせる将来をイメージしておくことは長生きの秘訣の一つでもある。

●生活スタイルの変化:労働環境の変化や家族構成の多様化により、快適で安全な住環境を提供するために、高性能住宅が選択される傾向がある。
・・・・働き方は男女問わず家庭を考えるように向かっている。共働きは外でも家でも同じなのは当然になるのもわかる時代になりました。子供たちの教育、親の介護、自分たちの老後など目まぐるしい生活の変化に心が削られないよう家はいつも家族を応援するものでなければならない。

これらの要因が複合的に影響して、日本の家づくりにおいて高性能住宅がより重要視されるようになっています。

100年と言わず200年でも家を保てたらこれから続く家族たちが施主の思いをつないでいけることになるだろうと思う。

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