高性能住宅を知るということ『ZEH』

ZEHとは(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。 つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。

経産省におけるZEHの定義では、NearlyZEH(ニアリーゼッチ)とZEH oriented(ゼッチオリエンテッド)もZEHに含めるとあります。

①NearlyZEH(ニアリーゼッチ)とは?
②ZEH oriented(ゼッチオリエンテッド)とは?

①NearlyZEH(ニアリーゼッチ)とは、ニアリーの意味のとおり、
ZEHに近い住宅という意味です。

具体的な定義としては、経済産業省が発表しています。

『NearlyZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネル ギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量 をゼロに近づけた住宅』

ZEHのようにゼロではないけど、ゼロに近づけた一定の基準のものはZEHと認めますということです。

具体的な違いは、再生可能エネルギー(太陽光や風力・地熱のように地球に自然の存在するエネルギー)を加えて、基準一次エネルギー(設備、地域、室内毎に与えられた算出方法があり計算されたものです)消費量から 75% 以上 100%未満の一次エネルギー消費量削減の部分が違います。

NearlyZEH(ニアリーゼッチ)は、そもそもなんで再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から 75% 以上 100%未満の一次エネルギー消費量削減7でOKかと言うと、そもそも日射量が少なかったり、一年を通して雪の為に、発電があまり見込めないというケースに対応しているからということです。

NearlyZEH(ニアリーゼッチ)ですがこちらは補助金の対象となるには、エリアが限られてきます。

●寒冷地(地域区分1又は2地域)、低日射地域(日射区分が A1 又は A2 の地域)又は多雪地域(垂直積雪量 100cm 以上)

とされています。

②ZEH oriented(ゼッチオリエンテッド)とは?

ZEH orientedに該当されるものは、「都市部狭小地」でのZEHの基準とされています。

つまり、狭小地でなので十分な太陽光発電見込めないけど、ZEH基準の断熱性能や省エネ性能は持っているという建物がZEH orientedと言うことになります。

ZEH oriented(ゼッチオリエンテッド)での要件は、ZEH の定義に基づき、都市部狭小地(北側斜線制限の対象となる用途地域2であって、敷地面積が 85m2 未満である土地)に建築されるもの(平屋建ての場合を除く)に限る。というように、ZEH基準の建物ではあるけれど立地条件的にZEHには出来ないという場合にもZEHとして認められるよう緩和してるのが、NearlyZEHとZEH orientedの共通点です。

二つの違いは寒冷地等なのか狭小地なのかということですね。

●補助金を使う場合に注意すべきこと
ZEHの補助金を使う場合において、ZEH、NearlyZEHとZEH orientedのいずれにも言えることですが、SIIに登録されているZEHビルダー/プランナー によって設計・建築・改修または販売されること(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)になりますので登録店以外がZEH基準の家を作れたとしても補助金を使うことはできません。

探す方法は一般社団法人 環境共創イニシアチブの下記ページにて確認できます。

まとめ
最近、CMでもよく耳にするZEHという言葉ですが、一体何なのだという方はまだまだ多いと思います。
簡単に言うと住宅の断熱やエネルギー消費のレベルが基準を満たした時に受け取れる称号です。
ZEHには基準の違いによって種類があります。
ZEH+、NearlyZEH(ニアリーゼッチ)、ZEH oriented(ゼッチオリエンテッド)はそういった基準の違いによって呼び方が違います。これらはそれまでZEH基準のレベルの高さにあきらめなければならなかった方も期待が広がるレベルです。

そしてZEH+、LCCM住宅というZEHを更に進化させた内容もあります。

環境の為の制度の印象が強いですが、この高性能住宅は車でいうとハイブリットカーのように初期投資は通常の在来の住宅より高めですが維持費まで含めてローンを見ると結局は同じくらい、むしろ逆転して月額の支出は抑えられることもあります。
激しい天候に毎年襲われるようになり、火災保険も10年更新はなくなり5年更新になりますがだからと言って掛け金が半額になるわけではありません。
物価上昇やいろんなことで頭の痛い部分ではありますが、ZEH基準を目指す家から受けられる助成金、補助金を上手く利用しその後の減税措置なども確認し進めることで ただ環境に良いからではなく自分と家族のための居心地をシフトアップするための買い物になるはずです。
資金繰計画相談も無料で行っておりますのでプロの先生が皆様の今を分析し、家の設計を人生の設計マインドへ変えてくださいます。

高性能住宅はただ性能が高い家というだけでなく、家族と自分と環境に対して広い愛をもって見る目を養うワンランク上の住み方、ただの贅沢ではなく誠実な贅沢をご提案します。

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